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年間15,000件の新商品アイデア!?

アイボン、のどぬ〜る、ブレスケア、熱さまシート、タフデント・・・。

これらのヒット商品は、名前もキャッチーなのでご存知の方も多いかと思いますが、これら全てが小林製薬の商品だということは、ご存知でしたでしょうか?

また、これらのヒット商品の裏には、年間15,000件もの新商品アイデアの提案があり、その提案の全てが、小林製薬の社内から発案されたものであるという驚きの事実をご存知の方は少ないのではないでしょうか?

[小林製薬に関する参考データ]
 新商品アイデア : 年間15,000件
 業務改善アイデア : 年間20,000件
 アイデア会議にかけられるアイデア : 年間144件以上
 新商品の数 : 24件(2008年度実績)
 売上 : 1,256億円 ※うち新商品の占める割合は約1割
 営業利益 : 158億円
 従業員 : 1,300人

1年間に15,000件もの新商品アイデアというのは、なかなか集まるものではありません。小林製薬には新しいアイデアを生み出すための様々な仕組みがあり、これが15,000件という件数、ヒット商品開発の下支えとなっているようです。

全社員提案制度、ドロドロ会議、アイデア会議、社長ホメホメメールなどなど。
あげていけばきりがないほどです。

ただ、同社について調べていくと、重要なのは制度などの仕組みだけではなく、企業文化でもあるのだということに気が付きます。

新しいアイデアは頭ごなしに否定しない。
アイデアは出てくるだけで素晴らしい。
お互いを役職で呼ばず、”さん”づけで呼ぶフラットな組織など。

小林製薬が新しい商品を生み出し、新しい市場を次々と開拓していく実績を見ていると、このようにオープンな企業文化が、新しいアイデア・新しい事業を生み出す上では必要なのだということを改めて考えさせられます。

エ
ムアウト  西田耕太郎

西田耕太郎