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話題の商品 サービス分析

オンラインクローゼット 「ドレスファイル」

先日の仕事帰り、電車でふとある広告に目を奪われました。
ワインレッドを基調にした、女性向けのちょっとお洒落な広告。

「ドレスファイル・オンラインクローゼット -1ヶ月290円で洋服をお預かり-」

早速HPで調べてみました。
◆サービス内容
・1点 290円/月 
・配送料 5点以上 無料
・各種クリーニング 革靴、ブーツもOK

◆利用の流れ
@荷造り、集荷を日時指定
A専門工場でのクリーニング
Bスタジオで写真撮影、データ登録
Cアパレル倉庫で保管
Dマイコレクション(HP)で管理
E必要なときに1着単位でお届け

ざっとみると、既存のクリーニング保管サービスに近いかなと思えるかも知れませんが、実はドレスファイルは差別化要素が多いのです。


それぞれの特徴を挙げてみます。

【既存サービス】
 ・目的は、シーズンオフ衣類の預かり(期限が決まっている)
 ・10着預けて、期限がきたら10着返却
 ・保管状況が確認できるサービスもある(ただし確認のため)
 ・返送期限の詳細が決められない(依頼から2週間かかる)
 ・B2Cのファミリーが主なターゲット
 
【ドレスファイル】
 ・目的は、クローゼット(無期限)
 ・10着預けて、必要なときに1着から返送可能
 ・マイコレクション機能、とってもお洒落なオリジナル管理ページ
  預けている衣類が、色別、ブランド別など管理機能も充実!
 ・必要な衣類1着から、最短で翌日配達可能!
 ・B2Cの女性がターゲット、B2B向けにも活用できそう


既存のサービスでは、提供側の都合で組み立てられたサービス。消費者の視点で見直すと、新しいサービスが見えてきます。

また、ターゲットを女性に絞ることで、内容は一変します。マイコレクション機能は、女性のターゲットならではです。
しかしこの機能、使い方によっては貸衣装屋さんの利用や、芸能人の衣装保管など、B2B向けサービスの拡張性も狙えます。

更に個人ユーザーは、他のユーザーに衣装を披露したり、個人にレンタルしたり、いらなくなった衣装をオークションにかけたりと、発展性も考えられるのではないでしょうか。

既存のサービスを、ちょっと違った視点で見る。
新規事業のヒントにつながるかもしれません。

エムアウト  河野佳介

河野佳介