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実践!グーグルマーケティング

1時間でわかる 実践!グーグルマーケティング(押切孝雄 著)


著者が提唱する「グーグルマーケティング」とは、グーグルなど、インターネット上の有用なツールを最大限利用してマーケティング活動を行い、売れる仕組みを構築することを指す言葉です。

グーグルマーケティングの手法として、情報収集・市場(顧客)・競合・自社の4つの視点、それぞれに適したツール(グーグルの機能以外も)が解説されています。

それらの中から、情報収集と市場・顧客の視点に適したツールを、1つずつピックアップして紹介したいと思います。

■マーケティングのための情報収集

ツール名:「グーグルインサイト」

グーグルインサイトとは、グーグルの検索サービスで利用された検索キーワードの統計を調べられるサービスです。Google Trendsを発展させたようなツールで、検索ボリュームの推移、検索ユーザーの地理情報、関連キーワードなどを調べることができます。

主にグーグルのリスティング広告サービス(アドワーズ広告)の広告主が、効果的なキーワードを選択できるよう、出稿の際のキーワード調査とその検討のツールとして作られたものなのですが、本書ではちょっと違った使い方が紹介されていました。

例えば、季節商品であるTシャツはどのタイミングで店頭に並べるのがよいのか?

グーグルインサイトで「Tシャツ」を検索すると、冬は検索数が少なく、春から夏にかけて検索数が増えていくというのを繰り返していることがわかります。5月には検索数がほぼ頂点に達していることが見てとれるので、少なくとも5月には店頭に並べる必要があるとなるわけです。


■市場・顧客

ツール名:「キーワードツール」

グーグルのキーワードツール。これもグーグルインサイト同様、グーグルアドワーズ広告の広告主が効果的なキーワードを選定するときに用いられるツールです。
ですが使い方によって、自分では気づきにくいワードを教えてくれるツールになるというのです。

例えば、「ダイエット」に関するキーワードを調べてみます。キーワードツールでは、入力したワードに関連するキーワードを取得することができるので、「ダイエット」を検索している人たちが検索ボックスに入力する際、一緒にどんな言葉を入力しているのかがわかります。

検索ボリュームもあわせて知ることができるので、ダイエットに興味を持っている人たちが、ダイエットに関連してどのようなことに関心を持っているのかがわかり、市場・顧客のニーズを知ることにつながっていくのです。

本書では他にも多くのツールを紹介していますが、全部とは言わないまでもこれらツールをうまく業務に取り込むことができれば、仕事を速く効率的に行うことができそうです。その上コストもかからないというのですから、使わない手はないですよね。

エムアウト  高野公美子

高野公美子