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フランフランを経営しながら考えたこと

フランフランを経営しながら考えたこと
〜Francfrancからデザインビジネスの可能性を拡げるバルスの戦略〜
著:高島 郁夫

フランフランといえば、女性向けインテリアショップとして各地に展開されているお店です。この本を読むと、数あるインテリアショップの中でなぜフランフランが抜け出たのかが良く分かります。

創業社長である高島氏は、家具製造卸業のマルイチセーリング株式会社で、1990年新規事業として株式会社バルスを設立した後、MBOし独立。
フランフランの運営会社であるバルスは、2002年ジャスダック市場に株式上場、2005年は東証二部へ、2006年東証一部に株式を指定替えを果たすという急成長を遂げています。

元々、家具メーカーのサラリーマンでしかなかった高島氏が、まったく畑違いのインテリアショップ。しかも若い女性向けビジネスで成功したのか。
その原動力はなんだったのか。

・SPAによるコストダウン
・出店時における立地戦略の徹底
・比較的安価でもデザイン性は絶対にはずさない

など、数え上げればきりがないですが

最も大きな点、
それは、マーケティングをする際にターゲット像を明確化したことです。
ターゲット像を想像しながら、そのターゲット像に合わせた商品開発や店舗設計をすることはもちろんですが、

「都会で一人暮らしをする25歳のOL、A子さん」
「給料は20万円台。部屋はワンルーム」などと非常に具体的に描き出したのだということ。
そのように客層を非常に明確にして徹底的にロールプレイしたことが、今日のフランフランの出発点にあるということです。

さらにそれに加えて、女性心理というものを深く理解していることが読み取れます。
いくつか印象的なフレーズがありました。

・「カワイイ」とは、単にデザインがどうかではなく、それを「使っている自分」はカワイイかということ
・女性の発する言葉は、「感性信号」。言葉を真に受けるのではなく、そのオクにある真意を感じ取らなければ見向きもされない
・"男性と女性の心理学"はビジネス理論の一つ。最初から自分の全てをオープンにしないこと。「だから、気のなる」「もっと相手のことを知りたい」

男性からは、一見よく分からない女性心理を、売り場観察やヒアリングなどを
通じて理解する努力をし、洞察した結果の発見だと思います。

商売の妙と、女性心理の面白さを同時に学びました。

実に勉強になります。


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